査読者に対する英文回答書の作成支援


  通常、投稿した英語論文に関する返答が投稿2~3ヶ月後に編集長によりなされます。その際に「受理の栄冠」を得る幸運に恵まれる機会は、極めて稀です。その時点で却下の判定が下されていない場合、投稿者は2~3名の査読者のコメントに対応する機会に恵まれます。但し、実際のコメントは多種多様です。却下されなかったという点では確かに恵まれていますが、英文回答書を作成する筆者(通常は、「筆頭著者」)はそれらの全てに対して最善の英文回答書を作成する責務を負うことから、多大な精神的重圧および物理的負担がかかります。
  査読者のコメントは、一般的な意味での単なる「意見・見解」ではなく、投稿された英語論文の内容に関して納得出来ない点に言及した「追求文面」です。納得していない相手を納得させることは、母国語である日本語でもかなり困難な作業となります。しかも、英語投稿論文の場では、その作業を「英語」で実施しなければなりません。この事実こそが、日本人著者にとって「英文回答書の作成」を極めて対応が困難な作業にしています。「何故~なのか」とのコメントに対して、「それは、~だからである」と単純に回答すれば納得が得られるものなのか、それとも更なる追加情報や付帯説明文を加えなければ納得しそうもないのか等、各コメントに対して細心の注意を払って最善の英文回答文を作成することが絶対的に要求されます。英文回答書の作成は、コメントの真意を読み取る「読解力」、最善の日本語回答文を作成する「回答力」および投稿した英語論文自体の作成時に要求された英語力を遙かに凌ぐ高度な「英文作成力」が厳格に求められる、投稿の場における正に「正念場」です。十分な説得力を伴う英文の作成を可能とする総合力が問われる最終局面であり、いわゆる「翻訳」作業で対応出来る段階では到底ありません。査読者の内一人でも納得しない場合、投稿者には「却下」という厳しい最終判定が編集長により下されることになります。そうすると、それまでに投稿に費やした全ての努力が水泡に帰してしまいます。
  筆頭著者には、「査読者全員が納得する英文回答書を作成する能力」が厳格に求められます。共著者の密接な協力の下で対応することが理想ですが、現実にはそれが困難である状況が往々にして生じます。
  見かけ上の英文を作成しただけではこの最終局面を突破出来ないことは、一般的な常識を有する日本人著者であればだれでも理解出来ます。この局面こそ、弊社の力量が最大限に発揮され且つ経験が正確に反映される「場」です。ご相談されたい方は、お問い合わせ下さい。受理を確約することは勿論不可能ですが、弊社は「受理の栄冠」を得る可能性を最大限に高めるあらゆる努力を行うことを確約します。そして、これまでに何十回も経験したように、投稿者と共に「受理の喜び」を最終的に共有したいと願っています。